人物の塗り - 光沢

2chのフェチスレで発見した名言「光沢は性の極みの象徴なのだ」に従い、光沢に全力を注ぎます。イノウエマキトです。
光沢は重要なファクターなので基本別レイヤー。ここではリキッドは使わず

を使います。

暗く、明らかに光沢の入らない箇所・湿り気のせいで光って見える箇所など。

エアブラシで適当に描く。

ペンタブに触ってるかわからんぐらいの筆圧超微弱にしつつ、消しゴムで徐々に消す。塗り終わったら、思いっきりズームアウトしてバランスを見ます。

光沢入れるのと入れないのとでは大分立体感に差がありますね。

そんな感じで光沢終了です。
文面では素早く終わってる様に見えますが、実際は結構時間かかっています。 特におっぱいに関しては、テンプレートがあるわけではなく毎回試行錯誤してます。

人物の塗り - 液体表現

液体表現は難しいです。
まず根本的に、実際の肌で上図のようなまっ白い光沢が入るのは、水に濡れている状態か極端な逆光の時ぐらいです。 なので実際の肌であれば、既に上図の状態で水濡れ汗濡れの状態なわけですね。 コレにリアルな液体表現をしても、確実に浮きます。 よって、適度にリアルで二次元で描いても違和感のないような、微妙なバランスで液体表現を描きます。
とはいえ、そうそう簡単にできるもんでもないので

等々、色々考察するのが必須です。勿論最後含めて全部やりました(^ω^)
一番参考になったのは、雨の日観察ですけど。

光沢が終わった時点で、別のレイヤーに液体表現だけの下絵を描いておきます。それを参考に液体を描きます

まずライン。
一番細い状態にして、後は色の濃さで調節。ズームアウトして潰れない程度がベスト。

物凄いわかり辛いですが、液体が通った後の影を描きます。うっすらと。

光沢を入れます。
左の白いラインは、高解像度の場合(印刷等)はエアブラシでぼかして描き、 普通解像度の場合は、ペンでカッツリ描きます。(ズームアウトすると潰れるため)

そんな感じで液体表現をしてゆきます。
今回の絵はそんなに汁だくなシチュエーションじゃないので、適度に。 ズームインして汗まみれってわかる程度で。 やりすぎると元の絵やせっかく丁寧に入れた光沢も潰れてしまいます。